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説明
同名のタイトルの上巻で「問題提起と教説の再検討」について述べた著者は、それに基づきこの下巻で、旧約聖書における前表、預言、準備という形の「物語」のすべてがイエスにおいて完成され、イエスの出来事(「物語」)において救いが成就されると説く。
物語の形で述べられるセスブーエの救済論は読者にそれが「自分のこと」と思わせることを意図して書かれている。
旧約・新約聖書の世界への理解をさらに深めさせてもくれる。
●目次
序文
第三部 救いの物語
十五章 救いの神学と物語性(方法論についての考察)
十六章 馴れ親しみと預言者の物語(旧約聖書における救い)
十七章 イエスの物語(新約聖書における救い)
十八章 教会の物語
十九章 全体的物語 起源から終わりへ全般的結論