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マルコ福音書の中で、重要な節目ごとに繰り返されるこの問いと、その都度与えられる答えをめぐって、福音書記者マルコは物語を先へと進め、さらに読む者自身に問いへの答えを求める。
綿密な個別研究を重ねて、マルコ福音書の神学的意図と文書構成に斬新な解釈を提示する。
[目次]
一 いくつかの前提
二 マルコ福音書の中心問題
二・一 「これはいったいどういうことか」
二・二 嵐、「静けさ」、そして未決の問い
二・三 「この人は大工の息子ではないか」
二・四 洗礼者ヨハネ、エリヤあるいは預言者
二・五 キリスト、人の子、神の子
二・六 ナザレ人、ダビデの子、ラビ
二・七 問いと問いを越えるもの。受難物語におけるキリスト論的尊称
三 まとめの考察
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