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実践神学の新しい創造に向けて
戦後ドイツの霊的閉塞感が漂う教会に、神の言葉の神学を継承しながらも、聖霊論的なパースペクティヴによる新しい神学の道筋を指し示した画期的な書。
現代でも読み継がれる名著『説教学』(日本キリスト教団出版局)の続刊。
神学者であるとともに芸術家としても活躍したボーレンによる実践神学概論。
「教会は美しくなるべきである。正しく美しくなるべきである。そして、実践神学への手引きは、美しさに対する使徒的な情熱を呼び起こすことができるのである──。」(本文より)
【目次】
第一章 導入のためのふたつのテーゼ(課題/関係する実践諸領域について)
第二章 聖霊論の地平における実践神学(この地平についての黙想/三位一体論の意味/神が小さくなられること ほか)
第三章 神学的美学としての実践神学(神学的美学/知覚としての神学的美学/形成としての神学的美学 ほか)
第四章 実践神学とその問題・実践(聖職者と信徒の対立という緊張関係領域における神学/学と実践との間の緊張関係における実践神学 ほか)
第五章 芸術としての実践神学、そして学としての実践神学(芸術としての神学、学問としての神学、そして大学におけるその位置付け/他の神学的な諸科と争い、また交わりをする実践神学 ほか)