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膨大な史料に基づいた「海老名伝」の決定版!
安中教会、本郷教会の牧師、同志社大学総長などを歴任し、その雄弁と健筆によって、政治学者の吉野作造をはじめ多くの人々を感化した海老名弾正。
彼はどのようにしてキリスト教を受容したのだろうか?
同時代の人たちを魅了した彼の思想にはどんな特徴があるのだろうか?
本書では、海老名研究の第一人者が史料や研究文献によって海老名の生涯をたどり、その思想の特質を明らかにする。
【目次】
第1章 幼少年時代
第2章 熊本洋学校時代
第3章 入信
第4章 宣教師のキリスト教へ
第5章 宣教師からの独立
第6章 東京進出と植村正久との神学論争
第7章 最盛期の活動
第8章 衰退期
第9章 デモクラシーの諸相、同志社総長時代
第10章 新日本精神(晩年の思想)