商品詳細
タグ
説明
教会の理想とする社会のあり方が、初めて実現された中世。
国家と教会が融合し、統一的な文化を形成した〈中世カトリシズム〉の理想と、中世を代表する神学者トマス・アクィナスの不朽の意義を説く。
『古代キリスト教の社会教説』の刊行から15年、ついに続編登場!
[目次]
第2章 中世カトリシズム
第1節 問題
第2節 中世の統一文化のための萌芽
第3節 領邦教会時代並びに霊的なるものと世俗的なるものとの相互浸透
第4節 普遍教会主義からの反撃とカトリシズム的統一文化
第5節 中世生活の組織における禁欲の意義
第6節 実際的社会的生活様式の教会理想への相対的接近
第7節 教会の統一文化をトマス倫理において理論的に解明する
第8節 トマス主義の原理による中世の社会哲学
第9節 絶対的神の法と自然法、そしてセクト