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新時代を彩る神学者たち!
第二バチカン公会議開催を促し、現在もカトリック教会に影響を与え続けている知的革新の動きは、どのような思想的背景を持つのか?
前教皇・現教皇をはじめ、激変の世紀をリードした10人の神学者を取り上げ、現代カトリック神学の潮流を詳察する。
[目次]
第一章 第二バチカン公会議以前(誓約の理由/トマス主義的な諸命題/新スコラ主義に代わるもの/アンジェリクムにおけるトマス主義 ほか)
第二章 マリー・ドミニク・シェニュ(バロック的スコラ主義/ル・ソールショアール学院──一つの神学学派であるか/哲学なき神学であるか ほか)
第三章 イヴ・コンガール(分かたれたキリスト教世界/統合主義/教会における一般信徒/信教の自由 ほか)
第四章 エドワード・スクレベークス(密告/修正されたトマス主義/「イエス」に関する著作/復活体験/結論)
第五章 アンリ・ド・リュバック(近代カトリシズムにおける鍵となる著作/疑惑のもとで/神の認識 ほか)
第六章 カール・ラーナー(有限の形而上学/経験的表現主義であるのか/無名のキリスト教/宣教とは何であるか ほか)
第七章 バーナード・ロナガン(ロナガンとイギリス経験論/独学のトマス主義/超越論的トマス主義であるか ほか)
第八章 ハンス・ウルス・フォン・バルダザール(スアレス主義/主体性、言語、および真理/バルト、神の美、栄光 ほか)
第九章 ハンス・キュンク(バルトに関する著作/再合同のための改革/公会議首位主義 ほか)
第一〇章 カロル・ヴォイティワ(トマス主義なのか/栄唱的形而上学/行為者としてのペルソナ ほか)
第一一章 ヨゼフ・ラッツィンガー(歴史と存在論/カトリックの護教論/神の似姿と婚姻性/バルトの神学的人間論 ほか)
第一二章 第二バチカン公会議以後(見解の相違/教皇制と司教の団体性/典礼に関する「闘争」/会衆と対面すること/結婚の目的 ほか)