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神を「父」と呼び、女性をエバの似姿に位置づける教会に、果たして女性の居場所はあるのだろうか?
アメリカのフェミニスト神学者によるアンケート調査を元に、真に平等な教会と女性の主体的信仰のあり方を問う、他に類を見ない報告書。
[目次]
序
第一章 この調査研究の女性たち
第二章 プロテスタントとその関連の教派の女性たち
第三章 カトリック教会の女性たち
第四章 支援と新しい典礼のためのフェミニスト霊性グループ
第五章 女性の霊性
プロジェクトのコンサルタントによる感想
一 フェミニスト運動 エリザベス・ベッテンハウゼン
二 アフリカ系アメリカ人教会共同体における女性の位置 ケティ・ジェネヴァ・キャノン
三 ここには居場所がないわけではない トワネット・ユージン
四 変革への霊性運動か? エリザベス・シュスラー・フィオレンツァ
五 女性教会と、プロテスタント主流派とカトリック教会のそれに類似した霊的支援グループ ビバリー・ウィルダング・ハリソン
六 ムヘリスタが見るフェミニスト運動と教会の将来の展望 アダ・マリア・イサシ=ディアス
七 フェミニズム マリー・オーガスタ・ニール
八 女性の教会 ダイアン・L・ヌー
九 「なおその場に留まって」 ローズマリー・ラドフォード・リューサー
一〇 円輪の教会を目指す探求 レディ・M・ラッセル