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豊富な臨床の知と学術的研究をもとに精神科医として活躍してきた著者が、自らの信仰的実存を賭けて「生」と「死」の諸相に迫った実践的論考8編と未発表の遺稿「キリスト教と死生学」を収録。
「福音を聞かずに死んだ者の救い」にまで考察の射程を広げた希望の死生学。
(編集協力 藤掛 明・黒鳥偉作)
[目次]
推薦の言葉 阿久戸光晴
はしがき 藤掛明
1
死とは何か
人はどう死の恐怖を克服してきたか──死生学の射程
死と向き合う
信仰と愛の絆によって
2
葬儀への提言
宗教・死・心の病──人間の救済を求めて
自殺予防と自死遺族支援について
二次被害の回避とその留意点
附論 キリスト教死生学──未完の完
あとがき 黒島偉作