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説明
内村研究の第一人者が、「不敬事件」前後の言動を、新資料を駆使して日毎に記述し、真相に迫る。
1897-1900。
『万朝報』英文欄主筆に迎えられ、のち自ら『東京独立雑誌』を発刊。
「率直」「正直」「公平無私」の超越した視点による冴えた論鋒は、生きる道を求め、世の変革を志す青年たちの心をとりこにした。
若者たちの日記や回想をはじめ、内村の言論に対する反響や論敵との応酬など、豊富な史料により周辺の人々との響動・交錯・葛藤を描く。
[目次]
ジャーナリストの使命
一 『万朝報』英文欄主筆(朝報社入社/記者『日蓮』/蘇峰と決別/高野判事問題/月曜講演)
二 『東京独立雑誌』(『東京独立雑誌』の創刊/第一〇回夏期学校/樗牛と論争/ディオゲネスの独立)
三 角筈の小独立国(女子独立学校校長/興国と亡国/新世紀/「青年の福音」事件/東京独立雑誌社の解散)
史料
典拠文献