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日本語聖書翻訳史をたどりながら、ついにそこには大きな影響を及ぼしている中国聖書の翻訳史にまでさかのぼった類書の少ない貴重な研究。
モリソンの生い立ちから、マカオでの生活、そして翻訳の苦心をえがく。
[目次]
1 聖書の東漸
2 十八世紀、十九世紀のイギリスとキリスト教界の情勢
3 モリソンの生立ち
4 準備教育(一) ホックストン・アカデミーとヴォーグ・アカデミー
5 準備教育(二) W・モズレーおよび菫三託との出会い
6 ロンドン伝道会
7 アメリカを経て中国へ
8 アメリカにおけるモリソン
9 モリソンがたどりついた中国
10 モリソンを迎えた人々
11 広東とマカオの生活
12 結婚と就職・長男の死
13 中国語の「新約聖書」、「英華字典」、「中文法程」成る・ミルン夫妻マカオ着
14 解職問題とラッフルズとの出会い
15 ミルンの東南アジア訪問とモリソンの家族のイギリス帰国
16 ガンジス以東伝道会
17 アマースト使節団員として北京を訪問
18 マラッカに英華学堂設立さる
19 中国語訳の旧新約聖書の完了
20 もう一つの中国語訳聖書・インドにおけるマーシマンの労作
21 シンガポール、マラッカの訪問
22 中国語聖書を携えて故国を訪問
23 イギリスに帰国中のモリソン
24 イギリスから中国へ帰る
25 中国に帰ってからの三年
26 アメリカ宣教師の来援
27 晩年と死
28 ガンジス以東伝道会の発展(一) メドハーストのバタビヤ、中国進出
29 ガンジス以東伝道会の発展(二) グツラフの中国、朝鮮、台湾、沖縄訪問
30 モリソン死後のマカオ、広東
31 モリソン号の日本渡航と最初の日本語聖書
32 アヘン戦争とモリソンの事業