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ヨーロッパ思想史を支えた、「霊性」を辿る!
プロテスタンティズムの礎を築いたエラスムス、ルター、カルヴァン。
そしてドイツなどで活動したシュヴェンクフェルトや、急進派のミュンツァー。
彼らがオリゲネスやアウグスティヌスから継承した、ヨーロッパ史の「隠れた地下水脈」とは何か?
信仰義認論、聖書解釈法、聖餐論などの神学的議論のみならず、近代の思想・教育・文化への影響にまで触れながら、宗教改革の現代的意義を捉え直す。
[目次]
はじめに──信仰を源泉から学び直そう
1 宗教改革はどのように起こったか──「九五箇条の提題」の意義(一般的政治情勢/宗教改革の原因──二つの遠因と直接因/「提題」とは何か ほか)
2 ルターは「宗教」で何を理解したか(ルターの宗教は「良心宗教」である/信仰の受容作用と変容作用/人格的な授受の関係と信仰義認論 ほか)
3 改革者たちに共通する問題は何か──学問と伝統の意義(宗教改革時代の三つの精神的潮流/改革者たちはどのように救済を求めたか ほか)
4 改革者たちはどんな時代に生きたか──ペスト・迫害・追放・亡命の嵐(ペストの猖獗/カトリック教会が行った迫害と追放/宗教改革者の亡命生活)
5 宗教改革者たちの信仰──その学問・方法・信仰からの考察(学問の方法論/人間学的な共通理解(キリスト教人間学の三分法)/「霊性神学」の確立 ほか)
6 エラスムスの聖書解釈法(エラスムスの聖書解釈学/「転義」の理解の問題)
7 ルターの義認論再考──『キリスト者の自由』の再解釈(『キリスト者の自由』とはどんな書物か/「喜ばしい交換」と授受の関係/キリスト教的な自由の本質と倫理 ほか)
8 カルヴァン神学の魅力(神認識と人間認識/二重の自己認識/「宗教の種子」とは何か ほか)
9 シュヴェンクフェルトの意義──「義認」から「再生」へ(シュヴェンクフェルトとルターとの接点/独自な恩恵体験と新しい創造的生活/ルターの信仰義認論と聖餐論に対する批判 ほか)
10 急進派の革命思想とその問題点──宗教改革のラディカリストたち(ミュンツァーの革命思想/再洗礼派デンクの思想的特質/フランクと内的宗教)
11 宗教改革派同時に文化の改革である(はじめに──ルター像の変遷と文化の改革者像/説教改革──霊の次元における改革/教育改革──理性と感性の次元における改革 ほか)
12 新しい職業観と近代社会(封建社会から近代社会への移行とプロテスタントの出現/ルターの職業観/宗教改革の社会的生産性 ほか)
13 近代思想に対する影響(宗教改革と近代思想/自立と神律/宗教改革からドイツ神秘主義へ──隠れた水脈の探求)
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