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マタイによる福音書1
本書は、ミーニュ版の『ラテン教父全集』第三八巻におさめられているアウグスティヌスの『説教集』のマタイによる福音書の部分の訳出である。
この全集の第三八巻はアウグスティヌスの説教を聖書部門と他に分けて全三四〇編をおさめているが、その全体は旧約聖書、新約聖書による説教、次いでクリスマス、顕現日、レント、受難週、復活節、聖霊降臨など教会歴にしたがった説教・信条に関する説教、そして殉教者を記念しての説教などが整理されて収録されている。
したがって、マタイによる福音書による説教はその順序として旧約聖書による説教の後に収録されている。
前に置かれている旧約聖書による説教の最後が「説教五〇」であるので、本訳書が「説教五一」から始まっているのはそのためである。(「はしがき」より)