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古代哲学史・ギリシア古典文学研究に必須の資料
グノーシス主義などの異端との論争の中で、信仰と理性の対話を説いた初期義シリア教父クレメンスの主著。
「綴織(ベッドカバー)」と題される本書は、プラトニズムをはじめとする古代ギリシアの哲学・文学・歴史などの文化的教養を、神学の諸テーマの解明のために積極的に用いて、異教徒の福音受容の準備として書かれた非体系的な覚書(全8巻、ただし第8巻は偽作の疑いあり)。
2分冊の1(第1巻~第4巻)では、哲学と信仰の関係、貞潔や徳をめぐる問題、覚知について論じる。