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古代の叡智により福音の真理を明らかにした一大神学者
ルネサンス人文主義の代表的な知識人であり、ヨーロッパ近代精神の先駆けとなる思想家エラスムスは、同時代人に「信仰の再生をもたらした著作家」と称えられる神学者でもあった。
本書には、キリスト教倫理の実践を説く『エンキリディオン』や、聖書の原典研究を奨励する『新約聖書の序文』 『真の神学方法論』ほか、宗教改革をも先導した重要な神学的文書を収録。
新訳・本邦初訳を含む決定版。
【収録作品】
『エンキリディオン──キリスト教戦士の手引き』
『フォルツ宛書簡』
『新約聖書の序文』 敬虔なる読者への呼びかけ(パラクレーシス)/方法論(メトドゥス)/弁明書(アポロギア)
『真の神学方法論』
『対話集』 敬虔な午餐会(宗教的な饗宴)/エピクロス派/ロイヒリンの神格化