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神はいかにして私たちを救うのか?
十字架のキリストに神の勝利を見る贖罪思想を、初期の教会や古代教父に発見し、ルターの改革思想の中に跡づけることによって、現代に甦らせた古典的名著。
神の和解の業を強調した、新約聖書に発する本流の贖罪論を展開。
オンデマンド復刊。
[目次]
第一章 問題とその解答(伝統的な論述/「古典的」贖罪思想/古典的贖罪思想の無視の原因 ほか)
第二章 エイレナイオス(受肉の目的/罪、死、悪魔/贖罪の業 ほか)
第三章 東西における諸教父(一般的概観/受肉と贖罪/キリストと悪魔 ほか)
第四章 新約聖書(新約聖書の教えの解釈/パウロの手紙における贖罪のドラマ/新約聖書の他の部分における古典的贖罪思想 ほか)
第五章 中世(ラテン的贖罪理論の端緒/カンタベリーのアンセルムス/中世後期の神学 ほか)
第六章 ルター(ルターに関する諸解釈/ルターにおける古典的贖罪思想/律法と神の怒り ほか)
第七章 ルター以後(ルターとその後継者/プロテスタント正統主義における贖罪論/「主観的」あるいはヒューマニズム的教理の登場 ほか)
第八章 三つの類型(結果/三つの類型の分析/合理的理論の可能性)