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吉野作造(一八七八~一九三三)政治学者。大正デモクラシー期、「民本主義」を提唱した吉野作造。政治学者としてのみならず、社会事業や文化生活の理想の追求、明治文化研究など、その活動は多彩であった。本書では、「民本主義」に留まらない新しい吉野像を紹介するとともに、郷土宮城県との関わりも明らかにする。
【目次】
第1章 文学少年として(一八七八~九七)(糸綿商の長男として生まれる
活字世界に目覚める ほか)
第2章 キリスト教への入信と政治学への志(一八九八~一九一三)(キリスト教との出会いと結婚
郷党の誇りとなる ほか)
第3章 「民本主義」の主張と社会活動(一九一四~一八)(第一次世界大戦勃発と『中央公論』への登場
「民本主義」をめぐる論争 ほか)
第4章 国内外におけるデモクラシーの要求(一九一九~二二)(デモクラシー政策を要求する
理想主義の旗を掲げる ほか)
第5章 民間の研究者として立つ(一九二三~三三)(関東大震災下で活動する
朝日新聞社入退社 ほか)