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ライシテとは、国家や公立学校などの公共空間における宗教に対する中立性のことである。本書は、フランス革命期から、一九〇五年の政教分離法、二〇〇四年の宗教的標章禁止法(いわゆるスカーフ禁止法)の成立を経てきたフランスの脱宗教化の道のりをたどる。ライシテ研究の第一人者による解説書。
【目次】
序章 フランスのライシテ-記憶と歴史のあいだ
第1章 革命と帝政-脱宗教化の第一段階
第2章 二つのフランスの争い
第3章 公立校とライックな道徳
第4章 第一段階と第二段階のあいだの脱宗教化
第5章 ライシテ協約としての政教分離
第6章 ライシテの確立
第7章 ライシテの危機と復活