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説明
虚無や諦めを乗り越えさせるものが希望だ。しかし希望とは、見えないものを捉えていく力だから、いつも簡単に持てるようなものではない。希望を持つこともまた訓練が必要なのである。本書は、そうした「希望する力」を鍛える一助となるために書かれた。
とりわけ進路や友情に悩むことが多い若者や、若者と向き合うことが多い教師たちに勧めたい。
【目次より】
第1 章 キリスト教とイエスの基礎知識
1 はじめに(10 代の君たちへ)
2 礼 拝
3 祈 り
4 信じること
5 聖 書
6 聖書に収められた書物
7 教 派
8 イエスとはだれか
9 イエスの最後の一週間
10 地域から見るイエスの特色
11 イエスのイメージ
第2 章 生き方を考えるイエスの言葉
1 切り捨てるべき? ――「100 匹の羊」
2 なんだか不平等? ――「ぶどう園の労働者のたとえ」
3 人間らしさ? ――「善いサマリア人のたとえ」
4 本当の自分? ――「放蕩息子のたとえ」
5 自分だけで完結する賜物? ――「タラントンのたとえ」
6 何を求めて生きるのか? ――「愚かな金持ちのたとえ」
7 視点を過去から未来へ ――「生まれつき目の見えない人をいやす」
8 本当の幸せとは ――「幸い」
第3 章 創世記が伝える命と生き方
1 命のイメージ
2 創世記の世界観
3 創世記からの問いかけ
4 創世記の人間観
5 人間の罪
6 旅人として生きるメンタリティ
7 空を見上げる人として
第4 章 現代の諸問題と聖書
1 宗教とカルト
2 病や苦しみと人間の尊厳
3 多様な性と人間の尊厳
4 人種差別と人間の尊厳 ?
5 人種差別と人間の尊厳 ?
6 平和のイメージ
7 希望する力