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欲望の模倣理論(ミメーシス)、身代わりの犠牲理論(スケープゴート)などを駆使して人類文化の根源的な暴力性を追求し続けてきたジラールが、自らの精神形成の道のりを振り返りながら、その思想の射程を縦横に論じたインタビュー集。
2005年にアカデミー・フランセーズ会員に推挙され、フランス思想界でますます存在感を増すジラールが、9・11事件以後の、暴力が昂進する世界に向けて発する貴重な発言。
福音書の受難物語はなぜ暴力批判たりうるのか?
キリスト教はいかなる意味で暴力文化に対する「躓きの石」なのか?