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戦後70年にあたる2015年『福音と世界』特集に掲載された論考を、神学と教会のふたつの視角のもとに集成。
第1章「神学」では、聖書学や組織・実践・歴史神学の70年来の成果と今後の展望を示すのみならず、教育、フェミニスト神学、沖縄の神学や移住民の神学の豊かな広がりを提示。
第2章「教会」では、諸教派の戦責告白を踏まえつつ、教会が果たしてきた働きと残された課題を振り返る。
新たな戦火が眼前に迫るいま、戦後とは何だったのかを信仰と社会の切り結びとおいて捉えなおす全17論考!
1.神学
八木誠一 戦後の新約聖書学がやり残したこと
山我哲雄 戦後日本の旧約聖書学の歩み
出村彰 キリスト教史学の展開と課題
芦名定道 戦後・組織神学の歩みと課題
中道基夫 戦後日本の実践神学の展開
深田未来生 戦後日本の神学教育
古谷かおる 権利と権威を求めて
宮城幹夫 米国統治下における沖縄の社会正義神学
関田寛雄 寄留の牧者・神学者 李仁夏牧師
2.教会
佐藤司郎 「戦後七十年」と教会
山口陽一 戦後70年と福音派諸教会の戦責告白
秋山徹 罪責を告白する教会となるために
村椿嘉信 「沖縄戦」後七〇年と沖縄の教会
大久保正禎 戦後・日本基督教団と沖縄の関係
大下幸恵 戦後70年の歴史に学ぶ
荒井眞理 キリスト者として社会問題に発言する
古谷正仁 “Being Church”への視点から見た「生き生きとした」教会