商品詳細
タグ
説明
ハンディな文庫で読めるバルトの新選集。
戦後の再建期から激しい東西冷戦期へと向かう困難な時代に、冷静な神学的・政治的判断の何たるかを示す。
敗戦間もないドイツ国民といかに連帯すべきかを語る「ドイツ人とわれわれ」、また激変する国家秩序への対し方をラディカルに論じる「キリスト者共同体と市民共同体」「国家秩序の転換の中にあるキリスト教会」など重要論考11編。
「教会と国家」の問題を考える上で現在も必読の文献を、詳細な訳注と共に新訳で贈る。
ドイツ人とわれわれ
往復書簡
戦後新建設のための精神的諸前提
キリスト者共同体と市民共同体
国家秩序の転換の中にあるキリスト教会
ブタペストでの討論から
「鉄のカーテン」の向こう側の改革派教会
きみたち、恐れるな! ドイツ再軍備に寄せて
信仰の一致における政治的決断
事は生命に関わっている
ドイツ民主共和国の或る牧師への手紙
解説:神に基づく政治(B・クラッパート)