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「指輪物語」のトールキン、「ナルニア国物語」のルイス。2人の作家の奇跡的な出会いと別れ。彼らを同時に探り、ひとりの人間としてのトールキンあるいはルイスの実像を読み解く。ファンタジーの本質を問う、伝記的評伝。
【目次】
序 トールキン、C.S.ルイス小伝
1 昔話から神話の縁へ―『ホビットの冒険』
2 英雄叙事詩と孤独な旅と―『指輪物語』
3 神話体系の形成―『シルマリルリオン』
4 ルイスの“瞬間”―「ナルニア国ものがたり」
付 中つ国とナルニア―トールキンとルイスの第二世界
5 ルイスの準創造―神学的SF三部作
6 虚ろなる舞台―『愛はあまりにも若く』
終章 晩年