商品詳細
タグ
説明
教会は、何のために、どのような時に「抵抗」すべきか――
信仰の先達が正当な権利とした「抵抗権」をローマ人への手紙13章からとらえ直しつつ、日本で、また世界で、戦時下実際に「抵抗」したキリスト者の姿から、この地上に置かれた教会に与えられたその権利と義務を問う。
【目次】
はじめに 小寺肇
近代日本とローマ書13章――宮田光雄の論考から寺尾喜七まで 山口陽一
ローマ人への手紙13章の釈義、並びにこれをめぐる考察 登家勝也
ボンヘッファーの抵抗権思想 野寺博文
御国の民として生きる――学生として考える、キリスト者と日本社会 桑島みくに
スピーチ 差別をやめて、共に生きよう 中根寧生