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モンテーニュの生涯をたどりながら『エセー』の重要な言葉を引用しつつ考察し、またモンテーニュの生涯に戻っていく。
名文家として知られるフランス文学者が長年にわたって胸の内に秘めてきたモンテーニュへの思いを解き放ち、書き綴った名著。
そのおだやかなまなざしに貫かれた筆致から、人類の偉大な遺産である巨大な書物の全容が浮かび上がる。
第1部 乱世に棲む(怒りについて──人食い人種は野蛮か/宗教戦争の渦中で/宗教戦争の批判──あるいは文明と野蛮 ほか)
第2部 モンテーニュはどう生きたか(ある転機について──「レーモン・スボンの弁護」をめぐって/世界、この私を映す鏡 ほか)