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ローマの植民市として出発した古代、有力家門が鎬を削った中世、「自由」が高らかに掲げられた共和制期、そしてメディチ王朝期――
いつの時代も、人々は自らの名誉にかけ、この町を崇高なまでの美の都に仕立て上げた。
ルネサンスにとどまらない「歴史の重層性」から、その魅力あふれる文化と芸術を活写する。
[目次]
はじめに
第一章 ローマの植民市とキリスト教の普及
第二章 都市国家の誕生と発展
第三章 中世の文化
第四章 ルネサンスの政治・経済・社会
第五章 教会と修道院・施療院
第六章 邸館とヴィラ
第七章 広場と街路
第八章 世界と人間に注がれる新たな視線
第九章 トスカーナ大公国時代
第一〇章 近現代の苦悩と輝き