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宗教改革期の最もエキュメニカルな信仰告白
《最も麗しい信仰の書》と評され、今日でも信仰の手引きとして愛されている『ハイデルベルク信仰問答』。
その神学的主題と構造から、宗教改革期におけるエキュメニカルな精神までを、歴史的・批評的研究から実証的に明らかにする。
「『ハイデルベルク信仰問答』という小さな書物に表されたエキュメニズムは、決して諸伝統の妥協の産物ではなく、あくまでも聖書にあらわされた神の救いの確かさと豊かさをシンプルかつ効果的に人々に伝えるための努力の結晶なのです」(訳者あとがきより)
[目次]
第一章 序論
第二章 『ハイデルベルク信仰問答』の主題と構造
第三章 律法と福音
第四章 摂理と予定
第五章 キリストと聖霊
第六章 礼典
第七章 契約
第八章 善い行いと感謝
第九章 『ハイデルベルク信仰問答』のエキュメニズムについての考察
付録 『ハイデルベルク信仰問答』