商品詳細
説明
追放、居住許可、移民、難民・・・
絶えざる人の流れに彩られた「フランス・ユダヤ」の道程を語り下ろす、2000年の歴史絵巻、全2巻!
アメリカに次ぐ“ディアスポラ(離散地)”のユダヤ人口を擁する、現代フランス。
下巻では、両大戦間期のアシュケナジ移民、ヴィシー政権下の迫害から、戦後アルジェリア等からのセファラディ移民の流入をへて、シオニズム賛否に揺れる現代まで、「フランス人」と「ジュイフ」の二重性を生きる人々の感性を探る。
【目次】
第3部 戦禍と動乱の現代
第18章 宗教・文化・政治のモザイク ―― 第三共和政中期
第19章 古参「イスラエリート」と移民「ユダヤ」 ―― 両大戦間期
第20章 ナチス・ドイツとヴィシー政権 ―― 第二次世界大戦期前半
第21章 ジェノサイドの季節 ―― 第二次世界大戦期後半
第22章 マグリブの状況
第23章 喪失と蘇生
第24章 「第三次中東戦争」の衝撃
第25章 現代フランスのユダヤ(教)世界
むすび ―― フランス・ユダヤ、二〇〇〇年の歴史が教えるもの
あとがき
参考文献一覧【下巻】
図版出典一覧【下巻】
関連年表
人名/組織・団体名索引