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デカルトから後期ドイツ観念論にいたる近世哲学の歴史を、全く新たな視点から捉え直し、近代のいわゆる主観性の哲学の真の本質を解明。
従来の近世哲学理解の根底的見直しを迫る。
第1部 近世の形而上学における存在神学(存在論的論証の根拠づけ/存在論的論証に対する批判/体系的概観)
第2部 カントの存在神学批判(カントの主要著作における存在神学批判/合理的神学の体系と批判/カントの前批判期の諸著作における批判)
第3部 思弁的観念論における存在神学(ヘーゲルにおける存在神学の革新/後期シェリング哲学における概念と現存性/Ch・H・ヴァイセと存在神学の終焉)
結び 現代における存在神学の問題