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説明
異なる価値観のせめぎ合う臨界に立ち会い、思考するとは。
気鋭の研究者らが触媒となる経験を提示、問題発見・探究へと誘う。
1 境界に立つ人々──文化衝突の現場から(民族紛争のさなかで──オピア西部・ガンベラ地方から/宙づりにされた人々──イスラエルのアラブ ほか)
2 国境の体験──内から見た日本、外から見た日本(パリ症候群──日本人の海外不適応とその背景/文化越境のオフサイド──トランスカルチュラルな批判はいかにして可能か ほか)
3 民族共存の理論と実践(「植民政策学」と開発援助──新渡戸稲造と矢内原忠雄の思想/キング牧師の夢はついえたのか?──アメリカ合衆国の人種平等の実験から ほか)
4 異文化理論の倫理にむけて(鳥のように獣のように──国境・砂漠・翻訳をめぐって/難民を救えるか?──国際医療援助の現場に走る世界の断層 ほか)