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説明
営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的な論考。
マックス・ヴェーバー(1864‐1920)が生涯を賭けた広大な比較宗教社会学的研究の出発点を画す。
旧版を全面改訳して一層読みやすく理解しやすくするとともに懇切な解説を付した。
第1章 問題(信仰と社会層分化/資本主義の「精神」/ルッターの天職観念──研究の課題)
第2章 禁欲的プロテスタンティズムの天職倫理(世俗内的禁欲の宗教的諸基盤/禁欲と資本主義精神)