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カルヴァンの遺した全書簡を読み、その心情の機微に立ち入り、肉声に触れた出色の評伝。
激動の歴史の中で、《神の栄光のために》、友情・信仰・使命・闘争を生き抜く人間カルヴァンの実像に迫る。
[目次]
まえがき
1 一六世紀人 カルヴァン
2 誕生の地
3 カルヴァンの生きる時代
4 幼少年時代
5 ルターと宗教改革
6 カルヴァン、パリへ
7 法学の勉強
8 『寛仁論註解』の上梓
9 コップの演説 パリ脱出
10 《檄文事件》亡命
11 『キリスト教綱要』初版
12 ジュネーヴの宗教改革
13 第一次ジュネーヴ滞在
14 ルイ・デュ・ティイエとの別れ
15 ストラズブールの三年間
16 ジュネーヴでの活動再開
17 悪戦苦闘
18 セルヴェの火刑──不寛容
19 試練を経ての勝利
20 仕上げへの努力
21 「ただ一滴の血からフランス全体の河が・・・」
22 利息つき貸与
23 《人間らしさ》について
24 終わりの日々