ブルンナー著作集

5,280  (税込) (税抜 4,800 )

弁証法神学者ブルンナーの未邦訳の主要著作を中心として編集された著作集。神学のエッセンス。

真の教会とは?真の信仰とは?

来日を挟んだ10年の中断を経てようやく完成されたブルンナーの教義学第3巻。

徹底的な新約聖書的・人格主義的立場から、教会(エクレシア)と信仰(ピスティス)の本質が語られる。

 

[目次]

第三部  聖霊による自己現在化としての神の自己伝達

第一分節  エクレシアと教会

第一章  教会と聖霊(出来事による自己伝達の歴史的現在化としての教会/聖霊を通してわれわれに現われる神の自己現在化)

第二章  エクレシアの基礎と本質(問題/エクレシアの基礎/不可視的・可視的エクレシアの問題/エクレシアの社会的現実性)

第三章  原始キリスト教のエクレシアとパウロ的なエクレシア理念(原始キリスト教におけるエクレシアのさまざまな形態と解釈/エクレシアについてのパウロの教説と、その形成としてのパウロ的共同体  ほか)

第四章  エクレシアから教会への発展(サクラメント的な救済理解/エクレシアの制度的理解/伝統の新しい理解/聖なる教会制度の完成)

第五章  エクレシアから教会への発展を遅延させた契機とエクレシア回復の試み

第六章  エクレシアの道具及び器としての教会

第七章  ヨーロッパにおける教会の危機(危機の現象形態/危機の原因/危機を克服するための諸条件)

第八章  教会の新しい形態を求めて(エクレシアの精神からする教会内的な新形成/共同体を求めているこの世/教会とこの世との間)

第九章  使徒的信仰告白による教会の根本規定(教会は《使徒的》である/教会は《普公的》である/教会は《聖》である  ほか)

 

第二分節  キリストによる新しい生

第一〇章  信仰の前提としてのエクレシア

第一一章  信仰と不信仰

第一二章  聖書の証言による信仰(旧約聖書の証言における信仰/新約聖書の証言における信仰)

第一三章  信仰の誤解(《信仰》という言葉/信仰(ピスティス)の成立における証言の役割/信仰(ピスティス)の誤解の理由とその諸形態)

"ブルンナー著作集4 教義学3 上 教会・信仰・完成についての教説" の最低購入数は 1 です.


6,820  (税込) (税抜 6,200 )

弁証法神学者ブルンナーの未邦訳の主要著作を中心として編集された著作集。

神学のエッセンス。

創造論と救贖論を扱う本書では、創造者である神とその創造、被造物としての人間とその罪、悪魔論と展開され、イエス・キリストのペルソナ論へと至る。

同時代の最先鋭の自然科学的知識をも駆使して、緻密かつ明確に組み立てられた論議の上に、キリスト信仰の基礎づけが明らかにされる。

 

[目次]

第二部  神の自己伝達の歴史的実現

第一章  創造者とその創造(創造の由来/創造の認識/無からの創造/創造の目標/被造物の自立性/存在ノ類比?/聖書的世界像と科学  ほか)

第二章  創造された人間(人間学の意義/原初状態の教説はわれわれ現代人にとって意味をもつか/被造物としての人間/神似像性/性的両極性  ほか)

第三章  罪人としての人間(堕罪の理念の第一の契機・反逆としての罪/第二の契機・神への背信という人格的な行為としての罪/第三の契機・全体性/遺伝罪の問題  ほか)

第四章  罪の結果(神の怒りの下なる存在/律法/不自由性、奴隷意志/矛盾における人間/悪と死)

第五章  天使的諸力とサタン

第六章  神の摂理、世界保持と世界統治(テーマとその意義/世界保持と世界創造/神の行為と措定された自然秩序/神の摂理/奇跡/神の摂理と人間の自由  ほか)

第七章  歴史と救済史(旧約聖書の類型論的解釈)

第八章  律法

第九章  時が満ちる

第一〇章  キリスト信仰の基礎づけ(《徹底的終末論》におけるイエスの解釈/新約聖書の宣教の非神話化の問題)

第一一章  イエス・キリストにおける神の救済の業(預言者的職位/祭司的業/イエスの王的業/統一としてのイエス・キリストの三重の職位)

第一二章  イエス・キリストの人格(イエスの人格の秘密/イエスの神性/永遠の神の子の受肉/いわゆる両性論/復活し、挙げられた方)

"ブルンナー著作集3 教義学2 創造と救贖についての教説" の最低購入数は 1 です.


5,500  (税込) (税抜 5,000 )

弁証法神学者ブルンナーの未邦訳の主要著作を中心として編集された著作集。神学のエッセンス。

ブルンナー最後の著作となった『教義学3』の後半。

生涯にわたるいくつもの予備研究を経て明確にされた「聖書的信仰概念」と「キリスト教的希望の理解」を述べる。

本書は、若き日に影響を受けたクリストフ・ブルームハルトに捧げられた。

 

[目次]

第三部  聖霊による自己現在化としての神の自己伝達

第二分節  キリストによる新しい生(続き)

第一四章  信仰の完成された形態、すなわち信仰のみによる罪人の義認(現代の神学的状況について)

第一五章  キリストによる義認の信仰と教会の信条(使徒的信仰告白/教義/宗教改革的信仰告白文書)

第一六章  ピスティスの容器としての教理信仰と聖書信仰(先験的でない、正しい聖書信仰──新しく形成されるべき聖書原理のための視点)

第一七章  信仰と認識

第一八章  信仰の確信と懐疑

第一九章  義認の特別な局面としての再生

第二〇章  回心

第二一章  聖化(神の働きとしての聖化/人間の課題としての聖化)

第二二章  愛の命令と律法

第二三章  世にあるキリスト者

第二四章  祈りの神学

 

第四部  永遠における神の自己伝達の完成

第一章  希望としての信仰(ブルトマンの《非神話化された》終末論について)

第二章  キリスト教的希望に対する不信仰からの異議

第三章  神の国と永遠の生命

第四章  歴史の意味と目標としての神の国

第五章  永遠についてのキリスト教的理解

第六章  死の秘義

第七章  世を去ることとキリストのもとにあること

第八章  再臨──主が栄光のうちに到来すること(非神話化の問題)

第九章  復活

第一〇章  万人の和解と世界審判

第一一章  完成

"ブルンナー著作集5 教義学3 下 教会・信仰・完成についての教説" の最低購入数は 1 です.


6,930  (税込) (税抜 6,300 )

在日中の講義「社会における正義と自由」をはじめ、文化・教育・思想・政治・経済にわたる倫理的諸問題を問うた珠玉の論文集。

「神の言葉」の神学に立つブルンナーの倫理学は、「時代の言葉」と「永遠の言葉」はどう結びつくべきなのか、今も鋭く私たちに問いを投げかけている。

 

[目次]

第一部  講義──社会における正義と自由

第一講  社会における自由

第二講  社会における正義

第三講  マルクスの資本主義分析

第四講  資本主義の基礎としての自由主義哲学

第五講  マルクスの哲学体系(一)

第六講  マルクスの哲学体系(二)

第七講  マルクス哲学の批判

第八講  マルクス主義運動の基本的動機

第九講  全体主義

第十講  全体主義的共産主義における正義と自由

第十一講  民主主義の理念

第十二講  民主主義の精神的基礎

第十三講  西欧民主主義の欠陥

第十四講  キリスト教、正義および自由

 

第二部  講演と論文

キリスト教と文化

キリスト教信仰と教育

信仰と倫理

無制約的なものと現実──われらの問題

キリスト教実存主義

キリスト者の政治的責任

キリスト教の経済秩序

国際的倫理の探求

賀川豊彦

決断の中にある日本

"ブルンナー著作集6 倫理・社会論集" の最低購入数は 1 です.


4,400  (税込) (税抜 4,000 )
弁証法神学者ブルンナーの未邦訳の主要著作を中心として編集された著作集。神学のエッセンス。 チューリヒ大学で神学を講じる傍ら、1948―53年に市内フラウミュンスター教会で語った説教。 単純・直截な語り口のなかに福音の迫力を宿し、われわれの生き方を変革する力を秘める。...

"ブルンナー著作集7 フラウミュンスター説教集1" の最低購入数は 1 です.


4,400  (税込) (税抜 4,000 )

弁証法神学者ブルンナーの未邦訳の主要著作を中心として編集された著作集。神学のエッセンス。

1955年の帰国後、再びチューリヒ・フラウミュンスター教会の説教壇に立ったブルンナーが残した最晩年の説教集。

現代に生きるキリスト者の信仰と生活を語る率直な言葉が、神の愛をあざやかに指し示す。

 

[目次]

旧約聖書と新約聖書

クリスマス

アルファにしてオメガ

信仰は理論ではない

信仰の正しい理解と誤った理解

キリスト信仰

信仰と愛

信仰と倫理

信仰と共同体

神の愛はいかなる犠牲を払うか

なぜ受難が

復活祭

主をほめたたえよ

霊と自由

世の光

肉と霊

洗礼

聖餐

神の計画

われわれの人生は旅に似ている

戦い

平和

聖なる者

来たるべきものの待望

希望の基

今日の宗教改革

死を超えて

歴史の目標

"ブルンナー著作集8 フラウミュンスター説教集2" の最低購入数は 1 です.


5,280  (税込) (税抜 4,800 )

弁証法神学者ブルンナーの未邦訳の主要著作を中心として編集された著作集。

神学のエッセンス。

 

[収録作品]

「カール・バルト『ローマ書』書評」

「人間性の限界」

「神学の根拠と対象としての啓示」

「宗教改革とロマン主義」

「神学のもうひとつの課題」

「キルケゴールの使信」

「神学と存在論、あるいは岐路に立つ神学」

「神学の問題としての《結合点》への問い」

「自然と恩恵」

「宣教する教会にとっての旧約聖書の不可欠性」

「新しいバルト」

"ブルンナー著作集1 神学論集" の最低購入数は 1 です.


6,820  (税込) (税抜 6,200 )

弁証法神学者ブルンナーの未邦訳の主要著作を中心として編集された著作集。神学のエッセンス。

 

長い準備期間を経て晩年にまとめられたブルンナー神学の集大成。

主体・客体関係を超えた出会いとしての真理を基本とするブルンナーの教義学は、時代の思考に深く参与して生きる現代の信仰者に向けて、教会共同体に託されたメッセージを包括的・根本的・思考的に明らかにする。

伝道の課題に応える教会と信仰者にとって必備の書。

 

[目次]

序説  教義学の根拠と課題

第一章  教義学の《場》

第二章  教義学の正当性と必要性

第三章  キリスト教の教えの根拠──啓示

第四章  神の言葉としての啓示

第五章  信仰の証言と教え

第六章  キリスト教教理の規範

第七章  教義と教義学

第八章  学問としての教義学

第九章  教義学の現在性

第一〇章  教義学における信仰と思考

第一一章  教義学の概念と課題

 

第一部  神の自己伝達の永遠の基礎

第一文節  神の本質と、その固有な性質

第一二章  神の名

第一三章  主なる神

第一四章  聖なる者

第一五章  神は愛である

第一六章  三位一体の神

第一七章  神の《属性》の問題

第一八章  神の全能

第一九章  神の遍在と全知

第二〇章  神の永遠性、不変性、信実、義

第二一章  神の知恵と栄光

 

第二文節  神の意志

第二二章  神の永遠の決議と選び

第二三章  《二重予定説》の問題点

"ブルンナー著作集2 教義学1 神についての教説" の最低購入数は 1 です.