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キリスト教信仰を培われた父を殉教で失い、自らも財産没収や迫害の危機のなかを生きたオリゲネス。
神の予定と予知が決定的なら祈りは不要だと説いた祈祷不要論者に対峙する中で、彼は「祈り」をどのように考えたのか?
「キリスト教会最初の祈祷論」と呼ばれる『祈りについて』から、キリスト教的霊性と実践の本質に迫る。
[目次]
序論(『祈りについて』概要/研究動機と目的/『祈りについて』研究史 ほか)
第1章 御父への禱り
第2章 祈りにおける聖霊と御子の参与
第3章 魂の糧を求める祈り
第4章 試みと愛──主の祈りの注解から
第5章 祈りへの応答──祈りにおける恩恵理解